• 北口ユースケ

カカカンヌ

最終更新: 2018年5月29日

 無事に到着しました。空港からカンヌ方面に向かう250番のエクスプレスバスに乗ろうと思い、運転士に「チケットどこで買いまんねんシルブプレ」と関西弁訛りで尋ねると、「空港で買ってこいやワレ」と南仏訛りで言い放ち、おもむろにドアを閉め出発。ガッデムガッデムとブツクサ言いながら空港に戻りインフォメーションで訪ねたところ、

「もう遅いからチケット売り場はしまってるわ。バスに乗ってドライバーから買うのよ坊や」とマドモワゼル。

・・・オフィシャルはあてにならん。ここは民間人に聞こ。一般の消費者の口コミの方があてになるわ!とプンプンしながらバス停に戻ると、外国人のおじさんがいたので「おっさん、カンヌ方面に行きたいんやけどチケットどこで買えるか教えてくれやシルブプレ」と尋ねると親切に、「バスに乗ってからドライバーから買えるで」と教えてくれた。コンファームしてくれた。やっぱそうやんけ。多分さっきの運転手は早く出発したいから適当にあしらったのだろう。外国人め。僕やけど。外国人なんわ。



 ストの影響などもあり結局ホテルにチェックインしたのは夜10時過ぎ。

先に到着していた出演陣(すでに酔っている)と合流し、翌日からの打ち合わせを軽くした後、今日はもうなんも出来へんし明日に備えてはよ寝よか。せっかくのカンヌやけど。

「せやけど腹減ったな」と日本でもフランスでも外国人扱いのトーマスが、関西弁訛りの関西弁で言い出したので、ケバブでも食おか。と入ったケバブのお店。カザフスタンの移民の人たちが経営していて、ベスト・ケバブ・オブ・マイライフくらい美味しかったのですが、ブロガー歴2日のあまちゃんの私は、「ブロガーたるもの食した物の写真を撮らなければいけない」なんてことは思いもよらず、一心不乱に貪っていると、カンヌのパスをぶら下げた映画人一行が「ケバブくれや」とバルカン半島訛りで言いながら店内に。話せばプロデューサーもやってる。京都で撮りたいとか言いやがるやないかい。

僕は「ちょ、待っといて。わしフィルムメーカーでんねん」と挨拶もそこそこに、ホテルに置いてきたポストカードとビジネスカードを取りにダッシュ。

ケバブ店に戻り、早速売り込み開始。業界用語で言うピッチ。ファーストピッチ。日本語でもやったことないから人生初のピッチ。もちろん上手くは出来ませんが、練習あるのみ。

思いもよらぬところで出会いがあるカンヌ。カカカンヌ。

これから3日間頑張って売り込むぞ。友達ふやすぞと意気込んでると、ポツポツと雨。

え・・・南仏よ。雨のイメージないねんけど。予報も雨。

でも予報は信じない。もうオフィシャルは信じない。


では第一日目行ってきます。

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